政府は21日午前、ソウルの首相公館で李海チャン(イ・ヘチャン)首相の主宰で国政懸案政策調整会議を開き、西海岸の大雪地域に特別災害地域に準ずる支援を行なうことにした。金蒼浩(キム・チャンホ)国政広報処長によると、同日の会議では黄海沿岸地域の大雪対策を緊急案件として採択され、深刻な被害が発生した全羅南道・全羅北道をはじめとする黄海沿岸地域に特別災害地域に準ずる被害復旧支援を行なう。
 政府は大雪被害に対する点検の結果、被害規模などが特別災害地域に指定するだけの要件を満たさないが、被害地域の住民らに迅速な復旧のための融資や補助金などを積極支援することにした。このため、該当自治体の首長は特別交付金を活用し、人材や設備が効率的に稼動できるようにし、農林部は1年間にわたり農業資材などを無利子で支援する対策を講じる。

 金処長は「黄海沿岸地域の大雪に対する正確な被害状況の把握とともに、迅速な復旧に向け各自治体だけでなく政府レベルの支援を行なっていく」と述べた。


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