発見された行方不明者を搬送する救急隊員=18日、醴泉(聯合ニュース)
発見された行方不明者を搬送する救急隊員=18日、醴泉(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央災難(災害)安全対策本部は19日、9日から降り続いた大雨による死者は同日午後6時時点で46人になったと発表した。土砂崩れが起きた南東部の慶尚北道・醴泉で行方不明となっていた5人のうち2人の死亡が確認され、午前11時時点から死者が2人増え、行方不明者は6人から4人になった。 醴泉郡で救助活動中、増水した川に流された海兵隊員は見つかっていないものの、行方不明者には含まれていない。 この大雨により5494人が避難生活を続けている。 私有施設の被害は忠清北道と慶尚北道を中心に1047件で、住宅への浸水が471件で最も多かった。公共施設への被害は忠清南道463件、忠清北道244件、慶尚北道228件など計1101件発生した。 3万7640世帯が停電したが、このうち3万7452世帯は復旧した。 ソウル市の面積の半分超にあたる3万2894.5ヘクタールの田畑が冠水したほか、79万7000(頭・羽)の家畜が死んだ。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40