9日(現地時間)、CNNなどによると、同日、トルコのエルドアン大統領は今回の地震で、現在までに少なくとも1万6170人が死亡したと明らかにした。少なくとも6万4590人が負傷し、建物6444軒が崩れ落ちた。
トルコと国境を接しているシリアでは、政府当局と反政府軍側の「白いヘルメット」の数値を加えた死者は3162人だ。両国を加えると、これまでなんと1万9332人の死亡者が公式に集計されたのだ。これは2011年の東日本大震災を超える規模だ。
問題は人命救助の「ゴールドタイム」を過ぎて多くの人々が死亡している点だ。通常、地震被害によるゴールデンタイムは72時間と言われる。特に今回の被害地域は雪と雨を伴う厳しい寒さが猛威を振るっている状況だ。
米地質調査局(USGS)は、今回の地震による死亡者が10万人を超える可能性が14%に達すると推定した。トルコの地震科学者であるアフメットは崩壊した建物の下に閉じ込められている市民が20万人に達すると見通した。最悪の場合、21世紀に入って最も多くの死者を出した2020年ハイチ大震災よりさらに大きな被害をもたらしかねないという懸念まで出ている。
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