忠清南道・泰安沖の原油流出事故と関連し、被害地域の一部住民や除去作業参加者らが頭痛や嘔吐(おうと)の症状を訴え、保健当局が急きょ疫学調査を行うなど対策に乗り出した。疾病管理本部によると、頭痛や嘔吐の症状により治療を受けたのは11日午後6時現在459人で、流出した原油から発生した揮発性有機化合物の毒性が原因とみられる。

これを受け、疾病管理本部は被害地域での急性疾患の発生に備え疫学調査班を緊急投入し、疾病危険要因や発症の現況を把握するとともに除去作業参加者の健康状態を長期的に追跡調査する方針だ。また中央救急医療センターと協議し、現地の診療システムと環境性疾患に対応できる医療体系を構築する計画だ。

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