安倍晋三元首相が銃撃されて死亡

NHKは自民党幹部の言葉を引用して、安倍晋三元首相(67)が8日に死亡したと報じた。

安倍元首相はこの日午前、奈良県奈良市で参議院選挙の街頭演説中に銃で撃たれて血を流して倒れ、すぐに近くの病院に搬送されたが、心肺機能が停止した状態だった。

安倍元首相に向けて散弾銃を撃った山上徹也容疑者(41)を現場で逮捕し、犯行に使われた銃器も押収した。同容疑者は奈良市に居住しており、海上自衛隊の将校出身で、2005年まで約3年間海上自衛隊で勤務していた。

同容疑者は「安倍元首相に不満を抱いていて、彼を殺すために(犯行に)及んだ」とし「政治的信念に対する恨みではなかった」という趣旨の供述をしていると、NHKが警察当局を引用して伝えた。