ウォールパッド(Wall Pad)と呼ばれるマンションのインターホンは、訪問者との応対だけでなく室内の電灯や暖房などの機能が制御できる知能型ホームネットワーク装置。訪問者との応対用にカメラが付いているため、カメラを通してリビングが見えるようになっている。
ウォールパッドは便利な機能を備えているものの、ハッカーがカメラを任意に操作することで、私生活の映像をハッキングできることが分かっている。そのため、最近、マンションのウォールパッドに対するセキュリティーの強化が叫ばれていた。
これを受け、慶州市では合同点検チームを編成し、建設会社がマンション施工時に、ホームネットワークの設置基準を遵守していたのか、綿密に調べることにした。マンション団地内のサーバーや、ファイアウォールなども一緒に点検する。
同市では現在、27のマンション1万8321世帯にウォールパッドが設置されているものと把握している。
慶州市のハン・サンシク住宅課長は、「マンションの管理事務所はサーバーファイアウォールの運営やセキュリティーを点検してほしい」とし、「入居者はホームネットワークに暗号を設定し、カメラの機能を使わない時は、レンズを塞ぐように」と求めた。
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