北朝鮮外務省は昨夜(4日)ホームページを通じて「キム・ジョンギュ欧州1局局長が去る3日、北朝鮮駐在ロシア大使と会った」と明らかにした。
北朝鮮外務省は「双方は北露関係と、現時期の切迫している相互の関心事となる地域および国際情勢について意見を交わした」とし「両国間の戦略的協力を一層強化するための問題について話し合った」と説明した。
討議の内容については具体的に公開されなかったが、「現時期の切迫した国際情勢」とは、現在進行中のロシアによるウクライナ侵攻と、これによる西側諸国の制裁を指すものとみられる。
北朝鮮は、外務省報道官の見解とキム・ソン(金星)国連大使の発言などを通して「ロシアによるウクライナ侵攻はNATO(北大西洋条約機構)拡張による安保脅威に対応するためのものであり、根本原因は “米国と西側諸国の覇権政策”にある」と強弁している。
また北朝鮮は去る2日(現地時間)の国連総会で、「ロシアのウクライナ侵攻を糾弾し、すぐさま軍の撤退を要求する」内容の決議案を採択する時も、ロシア・ベラルーシ・シリア・エリトリアとともに「反対票」を投じ、ロシアを擁護した。
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