北朝鮮・平壌マラソン大会　３年連続中止

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が来月開催を予定していた平壌マラソン大会が中止となったことが３日、分かった。 　平壌マラソン大会の公式旅行会社で、中国・北京にある北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアー」のホームページによると、大会は正式に中止が決まった。　高麗ツアーは昨年１１月、今年の大会参加者を募集する際に、国境が開放されれば４月１０日に開催される予定だと告知していた。　ホームページには来年の参加者募集の案内も掲載されている。開催予定日は来年４月９日だが暫定的であり、 国境が開放されれば確定すると説明している。　同マラソン大会は故金日成（キム・イルソン）主席の生誕記念日である４月１５日の「太陽節」を記念して１９８１年から毎年４月に開催されたが、２０１９年を最後に開かれていない。　北朝鮮は新型コロナウイルスの流入を防ぐため２０年１月に国境を封鎖し、同年の大会を中止した。昨年は４月に「バーチャル形式」での開催を予定し商品を販売したが、結局開催を中止した。