国連児童基金(ユニセフ)の前日の統計によると、コバックスから北朝鮮に割り当てられているワクチンは当初の154万800回分からノババックス製ワクチンが差し引かれた128万8800回分となっている。すべて英アストラゼネカ製という。
ノババックス製ワクチンの割り当てが解除された理由は明らかになっていない。コバックスはノババックス製ワクチンを提供するとした14回目のワクチン割り当て計画でワクチンを割り当てられた国に対し、受け入れの意思を表明するよう求めており、北朝鮮が受け入れの意思を表明しなかったか拒否する意思を示したとみられる。
北朝鮮はファイザーやモデルナなど米国製ワクチンの提供を望んだとされ、ノババックス製ワクチンの提供を受け入れるかに関心が集まっていた。
コバックスは昨年、北朝鮮に811万回分のアストラゼネカ製ワクチンを割り当てたが、今年は昨年比で約15%の水準にとどまっている。
北朝鮮は新型コロナの感染状況について、北朝鮮内で感染者は1人も発生していないと主張している。
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