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韓国 きょうのニュース(7月27日)
◇南北間通信が13カ月ぶり復旧 両首脳が親書で対話 政府は27日、韓国と北朝鮮が双方間の通信連絡線を復旧したと発表した。北朝鮮は昨年6月、脱北者団体による北朝鮮体制批判のビラ散布に反発し、軍事境界線がある板門店の通信チャンネルをはじめとする南北間のあらゆる通信連絡線を一方的に遮断していた。約13カ月ぶりの復旧となる。青瓦台(大統領府)は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が今年4月以降、数回にわたり親書を交換して南北関係の回復を巡り対話してきたと明らかにした上で、通信連絡線を復旧することにしたのも両首脳の合意の結果だと伝えている。◇競泳男子200M自由形 黄宣優が7位 韓国競泳界のホープ、18歳の黄宣優(ファン・ソヌ、ソウル体育高)が東京五輪競泳の男子200メートル自由形決勝に出場したが、1分45秒26の記録で8人中7位に終わった。韓国の競泳選手としては2012年ロンドン大会の朴泰桓(パク・テファン)以来の決勝だった。黄は150メートルまで1位を守ったが、オーバーペースがたたってか最後の50メートルで失速した。◇米モデルナ製ワクチン 供給遅れで接種計画変更へ 金富謙(キム・ブギョム)首相は中央災難(災害)安全対策本部の会議で、米バイオ製薬モデルナの新型コロナウイルスワクチンの生産に遅れが生じ、供給日程を調整せざるを得ないとの連絡を受けたとして、「国民に約束した11月の集団免疫獲得に支障が出ないよう接種計画を補完し、近く詳細を発表する」と述べた。現在、モデルナ側と具体的な供給量と日程を協議しているという。◇上半期の成長率 韓銀が3.9%に上方修正 韓国銀行(中央銀行)は、4~6月期の国内総生産(GDP)成長率(速報値、前期比)0.7%を反映した上半期の成長率を、5月時点の3.7%から3.9%に上方修正した。4~6月期に輸出が減少に転じたのは好調だった1~3月期の反動が大きく、新型コロナウイルスの流行の「第4波」と感染防止策「社会的距離の確保」のレベル引き上げによる民間消費への影響も予想より小さくなる可能性があることを根拠に挙げた。

