しかし 北朝鮮は、韓国側の通話連絡に全く応答していない。
今日(24日)韓国統一部によると、統一部は去る9月14日に北朝鮮のケソン(開城)にあった南北共同連絡事務所の開所2周年をきっかけに、その後2か月あまりにわたって回線の点検次元で北朝鮮への連絡を試みてきた。
統一部が北朝鮮側に連絡を試みた周期は一定ではないが、初めは週2・3回程度で、最近は午前9時に毎日 連絡を試みていることがわかった。
北朝鮮は去る6月9日正午に、南北連絡事務所を通じて維持してきた南北通信連絡線を全て遮断し、6月16日には南北共同連絡事務所を爆破した。
そのことによって、当時 統一部もこれ以上 一般的な通信連絡の試みを中断することにするという、内部の方針を定めた。
しかし 統一部は、そこから約3か月後に方針を変更し、北朝鮮側への連絡を試みることを決定した。
統一部は、北朝鮮への連絡を試みることを決定した理由について、通信線の点検の次元であり、南北間の合意履行の次元だと説明した。
統一部の当局者は「南北共同連絡事務所2周年の記念日である9月14日を基点として、通信線の点検の次元で連絡を試みたが、北朝鮮側が応えていない状況だ」と語った。
一部では、南北共同連絡事務所の爆破、北朝鮮軍による韓国公務員銃殺事件による余波がまだ残っている状況であることを踏まえると、韓国側が一方的に連絡を試みるのは時期尚早ではないかという指摘が出ている。
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