キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
11日、北朝鮮の宣伝メディア「朝鮮の今日」は「民族の自慢、朝鮮キムチ」というタイトルの記事で「現在どの家庭でもキムチを漬けるのに忙しい主婦たちの姿が日常となっている」と報道した。
朝鮮中央TVは白菜キムチを漬ける方法を詳しく紹介し、違う宣伝メディアも記事を通じてキムチの歴史と優秀性を紹介し北朝鮮のキムチを漬けるシーズンの風景を伝えた。
北朝鮮の冬は韓国に比べ寒く長いため、キムチが食生活にとても重要な役割をすると伝えられている。キムチは食料の半分だという意味で「半分食料」と呼ぶほどだ。
そのため立冬を過ぎキムチを漬けるシーズンになると、住民がお互い助け合って、大々的にキムチの漬け込みを行う。キムチの量が300kg〜1t程度に達すると休暇を取ることもある。「キムチ戦闘」という言葉まで使われる。
メディアは「私たちの先祖は、冬、キムチを漬けるときには近所の人や親戚が集まりお互い助け合って、また各家庭で作ったキムチや調味料を近所の人や親戚の家に送り合って、喜びを分かち合ってきた。このような慣習は今日まで、私たち人民の中に広く受け継がれてきている」とキムチ文化を説明した。
しかし、ここ数年、北朝鮮のこのようなキムチを漬ける風景も徐々に変化したという。キムチ工場が全国各地に続々と作られ、住民が集まってキムチを漬ける伝統は消え、工場キムチが大衆化している傾向だという。
実際、北朝鮮メディアの報道を見ると、昨年だけでカンゲ(江界)、チョンジン(清津)、ソンリム(松林)、ヘジュ(海州)ピョンソン(平城)、シンウィジュ(新義州)などにキムチ工場が建てられた。今年1月には、江原道・ウォンサン(元山)に、先月にはヘサン(恵山)にキムチ工場が新たに建設された。
このようなキムチの工場化は、毎年「キムチ戦闘」を行わなければなら住民の負担を軽減するための民生政策の一つと見られる。官営朝鮮中央通信は5日、金日成・金正日の時からキムチの工業化を推進してきたキム・ジョンウン国務委員長が先代の「人民愛の崇高な志」を受け継いで、これを実現したと報じた。
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