韓銀はこの日「北朝鮮の資本ストック推定および示唆点」を発表し、このように明らかにした。資本ストックとは、一国が持っている資本の量を指標化したもので、国富水準を測定したり、経済成長の要因を分析したりするのに必要だ。北朝鮮はこれを提供していないため、韓銀が推定したものだ。
報告書によるとまず現在、北朝鮮の資本ストックの中で設備資産の比重が非常に少なく、工場稼働率の低下が予想される状況だ。
また、全要素生産性がマイナスで、社会主義体制の非効率性を示した。全要素生産性がマイナスというのは資本と労力を投入しても結果的に生産される価値はそれより少ないという意味だ。
さらに北朝鮮の資本ストックは1955年に比べて長期的に増加傾向にあるが、1990年代に減少傾向を見せ、「苦難の行軍」時期の痕跡が発見された。
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