韓国水力原子力は8日、ウラン濃縮技術を持つ英国の遠心分離プラント会社ウレンコ、フランスのアレバと長期ウラン濃縮サービス契約を締結したと明らかにした。
 国際原材料価格が急騰する中、ウランの価格も昨年末の1ポンド当たり75ドルから現在は135ドルに達するなど、80%以上の値上がりをみせている。これに対し、ウラン濃縮料金は同期間に分離作業単位(SWU)当たり135ドルから140ドルの上昇にとどまっている。濃縮ウランは国内原子炉のほとんどを占める軽水炉に使用されるが、10年以上にわたる安定確保が約束されたという点で、今後もウラン価格の上昇が予想されるなかでのこうした契約は大変有利なものと分析される。ウラン濃縮市場の慣例上、料金の数量など契約条件の詳細については明らかにされていない。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0