クォン氏は2018年11月、北米局長が兼任する米国研究所長として北朝鮮メディアに初めて登場した。昨年10月まで北米局長を務め、その後は巡回大使となった。同月にスウェーデン・ストックホルムで開かれた非核化などを巡る米朝実務者協議には次席代表として出席した。
クォン氏のポストが1年足らずで2度も変わったのは、米朝関係を巡る北朝鮮の複雑な思惑が反映された結果とみられる。米朝関係がぎくしゃくする中、対米担当の組織と人事を変えながら対応に苦心しているようだ。
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