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韓国 けさのニュース(5月4日)
◇登校開始の時期と方法きょう発表 5月第3週から順次登校へ 韓国教育部は4日、新型コロナウイルスの影響で2カ月以上先送りされていた小中高校の登校をいつどのように再開するか発表する。政府が新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施している「社会的な距離」を保つ措置を6日から「生活防疫」(日常生活・経済活動とのバランスを取った防疫)に転換することに合わせた措置だ。登校しての授業も現在行われている遠隔授業と同様に高学年から再開となる可能性が高い。時期は今月18~20日が有力だ。◇6日から「生活防疫」に移行 感染再燃時は再び強化 新型コロナウイルスの防疫体制が、6日以降は「社会的距離の確保」から「生活防疫」に移行される。生活防疫は、日常生活と経済・社会活動を営みながら感染予防活動を徹底的に行う長期的、持続的な防疫システムだ。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために行事や集会を自粛する、社会的距離を保つ措置は3月22日の施行から45日で終了する。政府は感染の統制状況に応じ、生活防疫と社会的距離の確保の緩和・強化を繰り返しながら対応する計画だ。◇金正恩氏「手術受けていないと判断」 大統領府 韓国青瓦台(大統領府)の高官は3日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の健康状態に関連し「金委員長は手術を受けていないと判断している」と述べた。記者団から、金委員長が故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日「太陽節」(4月15日)に金主席らの遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝しなかった背景に関する分析が終わったかとの質問を受け、「金委員長の歩き方が(以前と)異なるという理由などを挙げ、手術を受けたと推定する報道があったが、これは事実ではないと判断している」と説明した。◇「両親の老後の面倒見るべき」 反対41%・賛成23% 急激な社会の変化により家族主義が弱まって核家族化が進み、韓国国民の価値観が急変するなか、「両親の老後は子が面倒を見るべきだ」とする伝統的な認識が昔のものとなりつつあることが明らかになった。韓国保健社会研究院とソウル大社会福祉研究所の報告書によると、「父母の面倒を見る責任は全面的に子にある」とする考えについて40.9%が反対と答え、賛成と答えた23.3%を大きく上回った。

