労働新聞によると、保健省の職員が各地域に派遣され、治療・予防機関向けの資料の作成と配布も進んでいる。また、各地の家庭を担当する医師が発熱していたり肺炎の治療が十分でなかったりする住民を往診し、新型コロナウイルスによる肺炎が疑われる場合には防疫機関と連携して隔離するなどの措置を取っているという。
同紙は「保健部門が献身的に努力し、絶対にわが国に入れないようにするための徹底した防疫対策が立てられている」とも伝えた。この部分からすると、北朝鮮ではまだ患者が発生していないとみられる。
労働新聞は別の記事でも、中国の国家衛生健康委員会が発表した患者数や死者数を詳しく紹介し、カナダやロシアなどでも感染が疑われる患者がいるとした。韓国に関しても新たな患者が確認されたことを伝えた。
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