Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
「緑の気候基金」 北朝鮮への支援事業を初承認
【世宗聯合ニュース】国連傘下の「緑の気候基金」(GCF)は27日までに、北朝鮮の気候変動対策を支援するための能力養成事業(レディネス)を承認したことを明らかにした。 事業規模は75万2100ドル(約8200万円)で、GCFの初の北朝鮮支援事業となる。GCFの支援金は北朝鮮政府ではなく国連食糧農業機関(FAO)に支給され、北朝鮮の国家指定機関(NDA)は気候変動対応に関する教育プログラムと気候変動対応のロードマップ(行程表)の提供を受ける。 GCFは先進国の拠出を基に、途上国が温室効果ガスを削減し、気候変動に適応できるよう支援する役割を果たす国際基金。国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁が維持されているものの、GCFは同事業が制裁に違反しないと判断したとみられる。