南北共同連絡事務所の韓国側推進団、施設・通信など点検

南北共同連絡事務所の韓国側推進団が8日、開城工業団地を現場点検するため、陸路で訪朝した。推進団は通信設備などを点検して、北朝鮮側と実務協議をおこなう予定だ。

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　推進団長であるチョン・ヘソン統一部次官は、訪朝に先立って「共同連絡事務所が速やかに開設されるよう、徹底して関連施設を点検してくる」と述べた。

　チョン次官と青瓦台（大統領府）当局者1人、現代峨山の関係者2人、韓国通信大手KTの関係者2人、開城工業団地支援財団の関係者3人などで構成された推進団14人は、午後5時ごろに戻ってくる計画だ。

　開城に滞在する間、開城工業団地内の南北交流協力協議事務所や職員宿舎、開城工業団地総合支援センター、関連施設と装備などを点検する。

　現場点検には北朝鮮側関係者も参加して、韓国側関係者と必要な協議を進める、と統一部が伝えた。