1か月の平均所得が342万3494ウォン(第3四半期基準)の都市労働者が、平均4億5146万ウォンという32坪のアパートを購入するためには、全く支出をしないと仮定しても平均11年かかることが分かった。不動産情報会社の不動産バンクが22日、統計庁が発表した今年の家計収支動向とソウルのアパート価格を比較分析した結果を明らかにした。今年初めの算出結果、平均8年8か月に比べ、2年4か月伸びたことになる。平均2億7518万ウォンの25坪アパートを購入する場合は平均6年8か月で、これも年初の5年7か月に比べ1年1か月増加した。

 アパートの購入までの期間が伸びたのは、都市労働者の第3四半期の家計所得が第1四半期に比べ0.5%下落したのに対し、ソウルのアパート価格は同期間に32坪が26.3%、25坪は18.5%、それぞれ上昇したためだ。

 地域別にみると、江南区、瑞草区、松坡区など江南地域の32坪アパートでは22年5か月かかり、年初に比べ5年4か月伸びた。25坪アパートも2年長く13年6か月となった。

 一方、伝貰(保証金を一括で納める賃貸方式)の平均価格は25坪アパートが1億1325万ウォンで、これを準備するまでの期間は平均3年となった。年初より3か月伸びた。32坪アパートは4年5か月で、6か月伸びた。


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