パクさんが暮らした南海に昨年8月、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置された(資料写真)=(聯合ニュース)
パクさんが暮らした南海に昨年8月、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置された(資料写真)=(聯合ニュース)
【南海聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦だったパク・スクイさんが6日、死去した。1923年、韓国南部の慶尚南道・南海生まれ。体調を崩し、昨年から南海郡内で入院していた。 パクさんは16歳のころ、海岸で貝採りをしていた時に旧日本軍に連れて行かれた。名古屋経由で中国・旧満州に移され、7年間にわたり慰安婦としての生活を強いられた。 1945年の日本による植民地支配からの解放(光復)後もすぐに帰国することができず、さらに7年間旧満州にとどまった後、故郷に戻った。 これで韓国政府に登録されている慰安婦被害者238人中、存命者は39人に減った。 一方、南海郡は昨年8月15日の光復節70年に合わせ、郡内で慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の除幕式を行った。パクさんを見舞った郡守(郡の首長)が少女像の設置を推進した。
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