南海郡が外国人支援条例案、来年初めから施行

慶尚南道南海郡は11日、郡内に居住する外国人が地域共同体構成員として韓国人住民と同様の行政サービスを受け行政に参加できるよう、「南海郡居住外国人支援条例案」を立法予告したと明らかにした。

　条例案は、居住外国人が地域社会に早期定着できるようサポートし、地域住民とともに暮らす環境を整えるため適切な施策を進めることが柱となっている。韓国語や基礎生活適応教育、生活・法律・就職相談、生活便宜の提供や救急救命、文化・体育行事の開催などを行う計画で、必要な予算を編成する。また、居住外国人を受け入れ文化の多様性を喚起するため毎年5月21日を「南海郡世界人デー」に定め、記念式や文化・芸術・体育イベント、研究発表、国際交流行事を実施する。地域社会や外国人地域社会統合施策に貢献した外国人を表彰するとともに、郡の発展に対する功労が認められた外国人は名誉郡民に任命する予定だ。

　27日までの立法予告を通じ郡民の意見を収集した上で、条例規則審議会と郡議会の議決を経て来年初めにも施行される。


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