来年は釜山を中心とするアジア太平洋都市観光振興機構(TPO)会員都市の間で、修学旅行団の交流が本格化する見通しだ。
 釜山にあるTPO事務局は4日から8日まで、中国と日本、ベトナム、マレーシアの4カ国14都市から公務員や大学関係者、旅行会社関係者ら46人を招き、修学旅行団の交換事業に向けた実務協議を開いた。釜山市の修学旅行商品の優秀性を広報するため、釜山市内と慶尚南道金海市の観光名所、遺跡、ルノーサムスン自動車などの事業現場を巡る体験ツアーを実施したところ、修学旅行団の交流に積極的な参加意思が得られたという。

 TPOでは、修学旅行団交流の成功モデルを会員都市に示す目的で実施した今回のツアーが好評だったことから、今後は地方政府間だけでなく民間旅行会社の間でも情報交換と相談の機会が提供されるようネットワーク構築に取り組むことを決めた。

 釜山市の観光振興課関係者も、TPO事務局と協力しながら競争力を持つ差別化された観光商品の開発に努める方針だと述べた。

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