ロシアを訪問している韓国航空宇宙研究院の白鴻悦(ぺク・ホンヨル)院長とロシア連邦宇宙庁のニコラエビッチ庁長は7日、韓国人宇宙飛行士の訓練や宇宙船搭乗に関する契約を交わした。契約金額は明らかになっていないが、一般人の宇宙旅行にかかる費用などから考慮すると180億ウォン程度になるとみられる。今回の契約は4月19日に締結した基本契約を最終確定する本契約で、韓国人宇宙飛行士候補2人に対する訓練や搭乗などが盛り込まれた。国際宇宙ステーションでの科学実験については、来年初めまで協議を行い最終的に確定することで合意した。

 25日に最終候補2人が確定する韓国人宇宙飛行士候補は、来年3月からロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで1年間にわたる基礎任務訓練を受ける。このうち1人が2008年4月ごろに宇宙船ソユーズに搭乗し、国際宇宙ステーションに7~8日間滞在しながら科学実験を行う予定だ。


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