京畿道が27日に明らかにしたところによると、楊平郡介郡面で飼育されていた鶏800羽余りがこの3~4日間で死亡したことを受け、排泄物などの検査を行った結果、低病原性の鳥インフルエンザが原因だと判明した。道は鶏の外部流出を防ぐとともに、家畜防疫官と消毒車を現地に送り防疫活動を強化している。今後7~10日間は家畜防疫官を該当地域に常駐させ、鶏の死亡状況や異常兆候などを調べる方針だ。
 低病原性の鳥インフルエンザは、高病原性のものとは異なり死亡率が低く、感染力も弱い。殺処分や周辺農場の防疫は必要なく、国際的にも畜産物貿易の制限はされていない。

 これに先立ち23日には、京畿道平沢市で鶏283羽が死んでおり、やはり低病原性の鳥インフルエンザが原因だったことが確認されている。道によると、両地域ともに追加感染は確認されていない。


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