【大田26日聯合】韓国原子力研究所内の研究用原子炉近くで作業をしていた研究員2人が、被ばくしていたことが分かった。
 原子力研究所が26日に明らかにしたところによると、22日午前11時ごろ研究員2人は原子炉の近くで作業する際、特別な措置を取らないまま放射性の高い施設物を水の外に引き上げたため5分ほど放射線を浴びた。精密検査の結果、被ばく量は小さく、赤血球や白血球などの血液検査でも今のところ大きな異常はないという。

 事故当時、原子炉は定期点検中で稼動していなかったが、放射能の量を自動測定する線量計を所持していなかったため被ばく事実の発見が遅れたとみられる。研究所関係者は「発生してはならない事故が起きてしまった。安全措置や教育などを見直し、再発防止策を講じる」と話している。


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