済州道は、国際自由都市としての発展と外国人観光客の誘致拡大にはアクセス性の向上が何よりも重要だと判断し、3月に同協議会を発足させた。四半期ごとに会議を開き、済州国際空港を乗り換え利用する中華圏の搭乗者向けにシティーツアーを開発・運営し、中国・上海~台湾・台北路線の利用客を中心に人気を集めている。これに先立ち先月には、済州国際空港の出入国手続き施設の拡大や再配置で国際線の旅客処理能力を2倍に拡大し、済州を訪れる外国人の手続き不便を解消させた。また現在、日本の東京・大阪・名古屋・福岡の4路線、中国の北京・上海・瀋陽・大連の4路線、台湾・台北の1路線にとどまっている国際線直航便を増やすため、国内外の航空会社4社に協力を要請している。
日本航空の韓国地区支店長は、現在大韓空港が運航している東京~済州路線について来年春からコードシェア契約を結び、本格的に済州~日本路線に参入する意向を示している。済州でのドラマ撮影などで日本人観光客が増えれば増便も検討する考えだ。ベトナム航空韓国支店長も、韓流ブームで済州に対するイメージが向上していると話し、ノービザで済州を訪れる旅行客に他地方訪問も認められるようになれば済州就航を積極的に検討する方針を示した。
同協議会には、済州道、空港公社済州地域本部、済州商工会議所、道観光協会関係者のほか、大韓航空・アシアナ航空済州本部長、中国東方航空・中国南方航空・済遠東航空・復興航空・フィリピン航空などの韓国支店長、代理店社長らが参加している。
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