ソウル市は23日、来年2月から地下鉄とバスの基本料金を現行の900ウォンから1100ウォンに引き上げ、地下鉄の料金算定距離を短縮する内容の料金調整案を市議会に提出したと明らかにした。
 交通カード使用時の料金は現行の800ウォンから900ウォンとなるほか、市周辺の都市間を運行している広域バスも1400ウォンから1700ウォンに値上がりする。地下鉄の料金算定距離は基本12キロメートル・追加6キロメートルから、基本10キロメートル・追加5キロメートルに短縮される。基本料金の引き上げと地下鉄の料金算定距離を考慮すると、地下鉄は15%値上がりすることになる。

 市は、原油価格の高騰や人件費の上昇など運送原価の増加に加え低い運賃水準で経営収支が悪化したため、2年8か月ぶりに料金の見直しを行ったと説明した。市議会の意見聴取、物価対策委員会審議などを経て最終案を確定する。

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