これは、四半期ベースでは2004年第3四半期以来の低い水準だった。人口移動の半分は職業のため、4分の1は引越しなど住宅問題で発生するとされるが、統計庁関係者は「第3四半期は夏休みもあり引越しの需要が少ない上、ことし下半期は景気低迷の影響もあり人口移動が減少した」と説明した。また、市・道の境界を越えて移動した人口は64万2000人で、前年同期比で2.8%、前四半期比では6.5%減少した。
全国16の市・道間の純移動は、京畿道、大田市、忠清北道など6つの市・道では転入者の方が多かったのに対し、全羅南道、釜山市、ソウル市など10市・道では転出者の方が多かった。純転入者数が最も多かったのは京畿道竜仁市、純転出者数が最も多かったのは京畿道城南市だった。
第3四半期の首都圏純転入者数は20万7000人で、前年同期に比べ18.2%減少したものの、前四半期では1.1%増加した。忠清北道と忠清南道を除くすべての市・道で首都圏への流出人口がみられ、流出規模は釜山市が全体の16.5%を占める3万3000人で最も多かった。次いで、全羅南道が3万3000人、慶尚北道が3万2000人、全羅北道が3万2000人、慶尚南道が2万6000人と続いた。
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0