韓国の人口は5000万人に満たないまま、昨年の推定より2年早い2018年をピークに減少する見通しだ。
 統計庁が21日に発表したところによると、韓国の総人口は2005年現在4813万8000人で、2018年に4934万人となった後、2030年に4863万5000人、2050年に4234万3000人に減少するとみられる。世界の人口順位も昨年の25位から2020年は28位、2030年に32位には下がる見通しだ。

 人口増加のピークは、2001年には2023年とする見通しが出されていたが、昨年は2020年、今年は2018年とこれを早めている。出産・死亡・移動などさまざまな要因が考えられるが、この中でも特に出産が大きな影響を与えると分析される。出生率は昨年の女性1人当たり1.08人から、2010年に1.15人、2020年に1.20人、2030年に2050年は1.28人と増加するが、出生数は昨年の43万8000人から、2050年には22万6000人にまで大きく減少すると予想される。

 一方、2005年現在で3453万人の生産年齢人口(15~64歳)は、2016年をピークに減少に転じ、2050年には2242万4000人となるとみられる。また、65歳以上の高齢者が人口全体に占める割合も、昨年の9.1%から2018年に14.3%、2026年には20.8%に達する見込みだ。


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