ソウル市内の主要幹線道路沿いの住宅地の騒音水準が、環境基準値を超過するなど深刻な状態となっていることがわかった。
 ソウル市保健環境研究院が13日に明らかにしたところによると、内部循環路、東部幹線路など幹線道路周辺のアパートで騒音を測定した結果、内部循環路沿いの城北区貞陵洞では、1階が環境基準値の65デシベルを下回る64デシベルとなったものの、5階で70デシベル、10階で72デシベル、15階で74デシベルなど、基準値を上回った。東部幹線路では、蘆原区上渓洞で1階が64デシベル、5階で77デシベル、10階で75デシベル、15階で73デシベルとなり、いずれも防音壁の効果がある低層部を除いては基準値を上回った。

 主要道路の平均騒音は、江辺北路が71デシベル、オリンピック大路が80デシベル、東部幹線道路が74デシベル、南部循環道路が72デシベルなどとなった。研究院によると、騒音が70デシベル以上になると対話が困難になる水準だという。慢性的に騒音にさらされている場合には精神的なストレスにもつながるため、対策が急がれている。


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