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北京モーターショーが開幕 現代と起亜はエコカーを前面に
【ソウル、北京聯合ニュース】世界最大級の自動車展示会「北京モーターショー」が25日、開幕した。来月4日まで。 韓国の起亜自動車は北京モーターショーで、小型スポーツ用多目的車(SUV)のハイブリッド車(HV)「ニロ(NIRO)」と、小型セダン「K3」のターボモデルを初めて公開した。 起亜は「K3のターボモデルは最先端の機能を多く採用し、顧客の期待を満足させる」とした上で、「『Drive WISE』という名称の新しい知能型安全技術を開発し、はやく安定した運転支援を実現する」として、自動走行の基盤となるブランドのビジョンを発表した。 今年の下半期に中国市場で発売する予定のニロはエコカー専用車という技術的な優位を前面に打ち出し、環境規制が難しい中国市場で独自の位置づけを構築する計画だ。 起亜は中型セダン「K4」や「K5ターボ」など9車種を展示するほか、別にプレミアムゾーンを設け、高級車「K9」を公開する。 現代自動車は韓国初のエコカー専用車「アイオニック」(IONIQ)のハイブリッド車(HV)を中国で初めて公開した。アイオニックの電気自動車(EV)モデル「アイオニック・エレクトリック」や中型セダンのHV車「ソナタ・ハイブリッド」なども展示する。 現代は今回のモーターショーで小型車「ベルナ」の中国向けコンセプトカーを公開した。20~30代の若い世代をターゲットにした都心型セダンで、中国の道路事情に合わせ、乗り心地を向上させた。また室内空間を広げ、安全面を大幅に強化したという。 現代は「今回のモーターショーでもエコ技術と共に現代自動車ならではの未来モビリティー(移動手段)哲学を基に、革新的な移動手段と新しいライフスタイルを提案する」と話した。 新車発表会には人気グループ、BIGBANGのG-DRAGONが登場し、観客から大きな歓声が上がった。G-DRAGONはベルナのモデルを務めている。 中国向けのベルナは2010年8月に発売され、現在までに合計107万台が販売された。小型車としては販売台数1位を維持しており、新型モデルは今年下半期から中国内の工場で本格的な生産が始まる。 現代は高級車ブランド「ジェネシス」のプレミアムモデル「G90」や「G80」、コンセプトカーなども展示する。 北京モーターショーには完成車メーカーと部品メーカーを合わせて約2500社が参加する。 yugiri@yna.co.kr