“マリナーズとマイナー契約”李大浩、「レギュラー確保のために努力する」

“ビッグ・ボーイ”イ・デホ（李大浩、34）がメジャーリーグ、シアトル・マリナーズへ入団することになった。

イ・デホ（李大浩） の最新ニュースまとめ

　マリナーズは4日（日本時間）「李大浩とマイナーリーグ契約を結んだ。捕手のスティーブン・レルードと共にメジャーリーグ春季キャンプに招待選手として合流させる」と公式発表した。これにより李大浩は春季キャンプでの競争を通じてビッグリーグへ入城するかどうか決定する見通しだ。

　李大浩の国内マネジメントを務めているMONTIS SPORTSグループもこの日「李大浩がマリナーズと契約した」と伝えたが、契約の具体的な内容は明かさなかった。

　米国現地メディアによると李大浩はメジャーリーグ、マイナーリーグ所属に応じて、契約内容が変化するスプリット契約を結んだものと見られる。すぐにマリナーズの40人ロースターに名を連ねた李大浩は春季キャンプで自身の能力を証明、開幕エントリーである25人ロースターに含まれてこそ、ビッグリーグ進出という夢を叶えることができる。

　メジャーリーグ公式ホームページMLB.comでマリナーズ担当記者は「李大浩の年棒は400万ドル（約5億円）とわかったが、これはメジャーリーグのロースターに含まれ、一定の条件を全て満たしたときにもらうことができる金額」と述べた。

　昨年11月3日にメジャー進出を宣言した李大浩は1月4日にアリゾナへ出国し自主トレーニングにまい進しながら今シーズンのメジャー進出を準備してきた。

　李大浩はMONTIS SPORTSグループを通じて「これまで応援や声援を送ってくださった国内外の野球関係者およびファンの皆さまに感謝の言葉を申し上げ、夢へ向かって進むことができるように配慮してくださったソフトバンクホークス球団およびすべての関係者の皆様にも感謝の言葉をお伝えしたい」と述べた。

　続けて「春季キャンプで良い活躍をしてチーム内のレギュラーを確保して、恩恵をもたらすことができる選手になるために努力する。十分にその目標を成し遂げる自信がある」と覚悟を明かした。

　最後に「最も嬉しいのはメジャーリーグという最高の舞台で活躍できる機会だ。機会をプレゼントしてくれたマリナーズ球団及び一連の過程を経ながら力になってくださった国内外のエージェントに感謝する」と伝えた。

　一方、李大浩は5日午前に韓国へ帰国する。