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「慰安婦合意の無効訴える」 被害者2人が訪日
【東京聯合ニュース】韓国で暮らす慰安婦被害者の李玉善(イ・オクソン)さんと姜日出(カン・イルチュル)さんが25日、羽田空港から日本に入国した。昨年末に慰安婦問題で韓日両政府が合意した後、被害者が日本を訪問するのは初めて。2人は来月1日まで東京と大阪で慰安婦被害者としての証言活動を行い、韓日合意は無効だと訴える。 李さんは空港で記者団に対し、「本来は(日本政府側が)被害者の前にきて謝罪をすべきなのにそれがなかった」とした上で、「そのような点から今回の合意は本当に間違っている」と話した。 誰が謝罪すべきかについては、「(安倍晋三)首相がすべきだ」と述べ、「日本の責任者が来て自分たちの過ちを悔いれば私たちも寛大になれるのに、あまりにもこのように(ひどい仕打ちを)するから、感情が傷つくばかり」と心情を吐露した。 姜さんは「私たちは死なずに生きているから、再びこのようなことがないように(行動)するべきではないか」とした上で、自分たちは被害に遭ったが、後世の人たちや韓国が被害に遭ってはならないと強調した。 2人は26日午前に東京都内の衆議院第1議員会館で記者会見を行い、午後には韓日合意の無効を主張するとともに、被害者として証言する。また27日には東京の全労連会館で、29日からは大阪の各所で証言会を開く。 李さんと姜さんを含む慰安婦被害者6人は13日、慰安婦問題の解決を訴え、韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)がソウルの日本大使館前で毎週開催する「水曜集会」に出席し、被害者の意思も聞かずに妥結した韓日合意に「絶対に反対する」と主張した。 yugiri@yna.co.kr