武藤公使は北朝鮮の核実験問題に関し、北朝鮮の核保有は受け入れ難いと述べ、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案の履行に向けて韓国と緊密に調整する方針を示した。日本の核保有を懸念する声に対しては、「世界で唯一の被爆国としてありえないこと。日本は非核3原則を堅持する」と断言した。
韓日両国は歴史的、経済的に非常に深い関係を維持してきたとし、歴史の共同研究や韓日自由貿易協定(FTA)締結などは両国関係の増進に大きな役割を果たすと評価した。また、日本で巻き起こった韓流ブームは互いに文化を開放するきっかけになったが、今後も両国が発展するよう若い世代が交流活性化を率いてほしいと述べた。
この講演会は、駐釜山日本国総領事館が19日から29日まで開催する「蔚山ジャパンウィーク」の一環。
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