国内在住外国人との文化行事、釜山で21日に開催

釜山市は20日、市に居住する多様な国籍の外国人が一堂に会し、各国の文化や伝統に対する理解を深め交流を深める「外国人とともにする2006グローバル・ギャザリング」を開催することを明らかにした。21日から2日間、釜山国際交流財団の主催で、釜山展示コンベンションセンター（BEXCO）野外広場で行われる。韓国や中国、日本、トルコ、グアテマラなど19カ国・地域の観光庁や文化院、留学生団体などが参加し、展示・文化・体験・共有の4つのテーマ別のイベント広場が準備されている。

　展示広場では、国ごとの広報物や記念品の展示、各国の民族衣装を着ての記念撮影などが行われる。文化広場は、各国の伝統・現代文化の体験の場で、韓国が伝統音楽のサムルノリやダンス、ノンバーバルパフォーマンス（非言語劇）「NANTA（ナンタ）」の公演を行うほか、ロシアはパントマイムや民族音楽、米国とネパールはバンド公演、中国は武術、トルコや台湾は伝統音楽公演を披露する。体験広場では、わら工芸の実演、韓国の昔の暮らし体験、韓国式すごろくのユンノリなどの民俗遊戯体験のほか、日本、ネパール、ロシアなど外国の伝統行事も楽しめる。このほか、中国やロシア、インド、グアテマラなど8カ国・地域の伝統料理も用意される。共有広場では、世界のお茶試飲・販売を行われ、収益金が外国人労働者支援事業に使われる。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.