会議では韓国側が、北朝鮮の核に備えた「核の傘」を具体的に保障することを求め、米国側もこれに積極的に同意、すぐに連合司令官に計画をまとめるよう戦略指針を出した。連合司令官は短期的には、朝鮮半島で全面戦が発生した場合に備えた作戦計画の「作戦計画5027」を修正補完するか、別途に核の脅威に備えた計画書を作成する。特に戦時作戦統制権の韓国軍単独行使により、連合司令部が解体されることを考慮すると、今後1~2年の間に具体的な保障案が出されるものと期待される。
両国はまた、北朝鮮の追加核実験や軍事挑発に備え、緊密な情報共有と強固な連合防衛体制を維持していくことでも一致した。北朝鮮の追加核実験の可能性については、兆候と関連した情報を共有しており、米国側から最新情報が韓国側に説明された。米国は北朝鮮の追加核実験を確信しており、実験場所とみられる場所の動向を綿密に注視している。
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