“打撃の神”ソフトバンクの・イ・デホ(李大浩)にもスランプはあるのか。
“打撃の神”ソフトバンクの・イ・デホ(李大浩)にもスランプはあるのか。
“打撃の神”ソフトバンクの・イ・デホ(李大浩)にもスランプはあるのか。

イ・デホ(李大浩) の最新ニュースまとめ

 イ・デホ(32)は去る7日、福岡・ヤフオクドームでおこなわれた楽天戦で、1打数1安打(1ホームラン)2打点3フォアボールという異例的な記録で試合を終えた。

 試合後にイ・デホは「最近、打撃感覚が良くなかったが、悪い球に(バットが)出ないのを見ると、感覚を取り戻しつつあるようだ」とホームランの心境を明かした。イ・デホのシーズン成績はこの日の試合を含め、18ホームラン・3割2分6厘だ。リーグ打点4位(55打点)、長打率3位(.593)に3割を超える打者が、なぜ、打撃感覚に悩むのか気になる部分だ。

 イ・デホは4月までの26試合で4ホームラン・打率2割2分1厘と不振に陥ったが、5月の23試合では8ホームラン・4割3分9厘の爆発的な打撃を見せた。6月にも21試合で5ホームラン・3割4分6厘と良い記録を残した。しかし、彼にとっては6月19日のシーズン17号ホームラン以降、ホームランが打てなかったことが不満足のようだった。イ・デホは6月20日~7月5日までのホームランが出なかった11試合で、39打数11安打・打率2割8分2厘だった。

 期待を一身に受けるイ・デホにはストレスとなる成績。彼はスランプを克服する方法について、「駄目な時を最大限短くし、うまくいく時はそのまま維持しようと努力する。ことしの成績は、正直、大きく良くなることは難しい。今現在をどのように守るのかを悩まなければならない」と述べた。

 イ・デホはこの日の試合前、エアプサンと共に招待した釜山地域の野球少年たちと交流した。彼はその際、「スランプはどのように克服するのか」と問う学生に「野球がただ上手な天才はいない。スランプは当然、やってくる。その時は良かった時のことだけを考えろ。『出て行って打てなかったらどうしよう』と考えては駄目だ。最大限、良かった時のことを考え、狂ったように練習を重ねると自信がついてくる」とアドバイスした。

 彼が強調したのは肯定と努力。イ・デホは今シーズン、打撃全部門でリーグ上位圏に位置している。日本リーグ経験がある韓国人選手のうち、最も良い記録を出す可能性は高いが、相変らず野球に関して学び研究する姿勢を持っている。

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