ソフトB・李大浩、釜山の後輩たちに18号HRをプレゼント

ソフトバンクのイ・デホ（李大浩）が、この日招待した地元の韓国・釜山（プサン）の後輩たちの前で18号ホームランを放った。

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　イ・デホは7日に行われた楽天戦に5番・指名打者で先発出場し、2ランHRを打って先制点を決めた。

　イ・デホは0-0で迎えた2回裏無死1塁で迎えた1打席目で、18日ぶりとなる18号2ランホームランを放った。その後、4回裏、6回裏、8回裏と3打席連続で四球となり、1打数1本塁打2打点3四球という活躍を見せた。

　試合前からイ・デホは「今日はうまくやらなきゃならないが、ちゃんとできるか心配だ」と切実な気持ちを吐露した。実はこの日、釜山地域の中学校の野球選手20名を福岡に招待していたのだった。4年目を迎えるエアプサンとのコラボで行なっている「ドリームツアー」で、イ・デホと共に食事をしたり、試合を見たりすることができるまさに夢あふれる企画。

　試合前に20人の少年たちがそれぞれ「イ・デホ選手のようなすごい選手になりたい」と明かすと、イ・デホは「僕はすごい選手ではない」とはにかんで見せた。最後に「今日僕はうまくやらなければならないが、野球とは難しい」と冗談を言って雰囲気を和ませた。

　しかしイ・デホは1打席目から豪快なホームランを放ち、後輩たちに“釜山の先輩”としての威厳を見せ、忘れられない夜をプレゼントした。