教育人的資源部と韓国教育開発院が全国の大学363校と一般大学院139校の卒業生56万1203人を対象に実施した「就職統計調査」によると、4年制大学卒業者のうち正社員として就職したのは49.2%だった。

 正社員として就職した人は合計29万9804人で、正社員就職率は58.4%だった。内訳は専門大学卒業者が67.1%、4年制大学が49.2%、大学院の修士課程が62.7%、博士課程は63.0%となった。非正社員としての就職者は8万679人で、専門大学が15.6%、大学は16.7%だった。

 大企業に正社員として就職した割合は、4年制大学が11.3%、大学院が13.8%だったが、専門大学は5.7%にとどまった。中小企業の場合は専門大学が50.2%、4年制大学が28.4%、大学院が26.1%。

 正社員就職率を性別にみると、男性が62.3%だったのに対し、女性は53.6%だった。

 また、4年制大学のうち卒業生数が3000人以上の大学では、高麗大学(82.1%)、成均館大学(81.0%)、梨花女子大学(78.2%)、延世大学(77.4%)、建国大学(77.2%)の順に就職率が高かった。ソウル大学の就職率は54.0%、正社員の就職率は51.6%で、進学率は28.6%だった。

 教育人的資源部関係者は、ソウル大学の就職率について「大学院への進学が多いほか、さらに条件の良い職場に入るため資格試験などを準備する学生が多いため就職率が低い」と説明している。

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