韓国軍と国防科学研究所が最近、射程距離500キロメートルの巡航ミサイルを開発したことが分かった。軍消息筋が21日に明らかにしたもので、10月ごろに創設される誘導弾司令部に配置されるという。ミサイルは来年から導入される3隻の中型潜水艦に装備される予定だ。「天竜」と命名されたこのミサイルは、有事の際に北朝鮮の後方ミサイル基地を攻撃する能力を持っている。

 これに先立ち、国防部の尹光雄(ユン・グァンウン)長官は7月に、巡航ミサイルを開発する意向を持っており、米国もこれを知っていると述べるなど、ミサイル開発が進められていることを公表していた。

 韓国は米国との合意により、射程距離300キロメートル、弾頭重量500キログラム以上の弾道ミサイル開発は制限されているが、巡航ミサイルの場合は弾頭重量500キログラムを超えなければ射程距離の制限は設定されていない。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0