「今シーズン初の2安打」李大浩、監督の信頼で目覚めたか

ソフトバンクのイ・デホ（李大浩）が徐々に打撃感を取り戻すのだろうか。

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　李大浩は去る14日、大阪・京セラドームにておこなわれたオリックス戦で5回と7回に安打を打ち、シーズン初のマルチヒットを記録した。前日まで1割9厘だった打率は1割4分3厘と跳ね上がった。なんと7試合ぶりの安打だった。

　李大浩のシーズン序盤の不振は日本現地でも話題となった。昨年19本塁打打率3割で、不動の4番打者の座を守っていた李大浩は今シーズン、多くのライバルたちの挑戦の中で5番へ打順を変更。誰よりもしなやかさと対応能力を誇る彼がボールに合わせることに困難を経験しており、おかしいという反応が出てきた。

　14日、日本のメディアでは工藤公康監督の李大浩に対する考えが明かされた。工藤監督は李大浩の起用法を問う質問に「今は苦しいだろうが、試合に出なければ打撃不振を解決できない」とし、起用し続けて突破口を見つけると明らかにした。偶然にもこの日、李大浩はすぐにマルチヒットを打った。

　今の低調な打率はすぐに上がるだろうというのが彼の周りの人々の予想であり、願いだ。14日のヒットが徐々に打撃のペースを取り戻しているという合図となるのか、注目されている。