昨年の裁判で死刑を宣告された件数は前年に比べ小幅に減少したが、無期懲役の件数はやや増えたことが分かった。

 法院行政処が6日に発行した司法年鑑によると、刑事事件の1審公判で死刑が言い渡された被告人の数は、2004年の8人から昨年は6人に減少した。2000年代初めまで、殺人、放火、強盗などで1審で死刑判決を受けた被告人は毎年20人前後だった。

 1審で死刑判決を受けた6人のうち3人は大法院(最高裁に相当)で死刑が確定し、残る3人は上級審で無期懲役に減刑されている。これにより確定死刑囚は62人となるが、死刑執行は1997年12月30日以降、8年8か月にわたり執行されていない。

 一方、2004年に禁固以上の刑を言い渡された13万2927人のうち無期懲役は74人だったが、昨年は11万4289人のうち無期懲役は94人と増えている。

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