パク・チュホ の最新ニュースまとめ
シュティーリケ監督率いる韓国サッカー代表チームは、11月のAマッチ戦に合わせ、中東遠征へ出発。ヨルダン(14日)とイラン(18日)を相手に試合を行う。
2015アジアカップ(開催地オーストラリア)を前にした最後の国際試合となり、今回の中東2連戦は選手にとって、何より重要な試合となる。
しかし、パク・チュホは第一戦のヨルダン戦を終えるとすぐにドイツ行きの飛行機へ乗らなければならない。2014仁川アジア大会で金メダルを獲得し、兵役特例のため体育要員の必要手続きを踏まなければならず、イランへ入国が不可能となったからだ。
結果的に、パク・チュホは2015アジアカップのため、玉石を選別する試験舞台となる中東2連戦で、たった一度のチャンスを手にした。選手としては無念でならないだろう。さらに、左サイドバックの座をめぐり、し烈な三つ巴が予想される中で、監督に自身をアピールする機会が少なくなったことを考えると、その損害は決して少なくない。
パク・チュホとポジション争いをするのは、キム・ジンス(ホッフェンハイム)やユン・ソクヨン(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)など。特に、負傷で合流するこができなかったキム・ジンスの代わりに、今回の遠征メンバーに含まれたユン・ソクヨンは先ごろ、所属チームで4試合連続のスタメン出場を果たし、活躍を見せている。リヴァプールやマンチェスターなど、強豪チームを相手に安定した姿を見せ、QPRでもレギュラーとして定着した。
ライバルであるパク・チュホとキム・ジンスがいない中東遠征は、ユン・ソクヨンにとってシュティーリケ監督の前で自身の力を見せつける格好のチャンス。ヨルダン戦はパク・チュホ、イラン戦はユン・ソクヨンが出場する確率が高い。比較的レベルが劣るとされるヨルダンに比べて、イラン戦は強烈な印象を残す機会になるだろう。パク・チュホにとっては、自身に与えられた一度きりのチャンス、ヨルダン戦で完ぺきな姿を見せなければならない理由でもある。
パク・チュホにとって幸いなことは、すでに仁川アジア大会で満点の活躍を見せたことで、来年1月のアジアカップ代表メンバーに選ばれる可能性が高いという点。シュティーリケ監督の試験が続く中、さらにし烈を極める左サイドバックの競争に勝つ者は、誰なのか。今回の中東2連戦で、いよいよその答えが出そうだ。
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