仲介などの謝礼で現金授受、法務部幹部を起訴

ソウル中央地検は23日、弁護士事務所に依頼者を紹介したり拘置所の面会を仲介するなどし、謝礼として数千万ウォンを受け取っていた疑いのある法務部一般職4級公務員を拘束し、弁護士法違反などの罪で起訴した。この公務員とともに仲介をしていた裁判所公務員の弟と、兄弟から依頼人の紹介を受けた弁護士事務長についても、同様の罪で在宅のまま起訴した。

　同公務員は昨年、離婚準備を進める知人に弟を通じて弁護士事務長を紹介し謝礼金を受け取った疑い。このほか、法務部監査担当官室に勤務していた2003年7月には関税法違反で税関調査を受けていた人物に便宜を図ったり、他官庁管轄の拘置所特別面会を仲介するなどして、依頼人から謝礼金を受け取るなどしている。法務部職員の内部調査を行う役職だったことを利用し、他官庁職員の協力を得たもの。このほか対北朝鮮貿易事業を進める人物に、統一部への口利きを請け合い現金を受け取った疑いも明らかになっている。

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