チームの命運をかけた日本シリーズで激突する、阪神の呉昇桓(左)とソフトバンクの李大浩(右)は、お互いを意識していないようだ。(提供:OSEN)
チームの命運をかけた日本シリーズで激突する、阪神の呉昇桓(左)とソフトバンクの李大浩(右)は、お互いを意識していないようだ。(提供:OSEN)
チームの命運をかけた日本シリーズで激突する、阪神のオ・スンファン(呉昇桓)とソフトバンクのイ・デホ(李大浩)は、お互いを意識していないようだ。

イ・デホ(李大浩) の最新ニュースまとめ

 オ・スンファンとイ・デホは、25日から行なわれる日本シリーズに向けて準備中。阪神は巨人に4連勝して勢いに乗っている。ソフトバンクも最終戦まで持ち込んだ接戦の末、日ハムを制し、やはり勢いづいている。

 たくさんの選手が核心となる選手として挙げられるが、オ・スンファンとイ・デホもその中に入る。オ・スンファンはシーズン39Sをあげて、今やチームの立派な守護神だ。CS6試合全てに登板してリードを守り、MVPにも輝いた。イ・デホも日ハムとの6試合で打率4割という猛打でチームをひっぱっていた。

 そこに韓国人選手として初となる投打の韓国人対決に、日韓のメディアが関心を寄せている。日本シリーズの“韓流対決”という言葉も出てきたくらいだ。しかし当の本人たちはこの“韓流対決”よりもチームの勝利を重要視している様子。

 オ・スンファンはあるメディアでのインタビューで「もしイ・デホと対戦できたら打たれないよう努力するだけだ。チームが勝ってこそうれしいことであり、イ・デホとの対決そのものは意識していない」と述べた。また交流戦ではヒットを打たれたことについて「今回は短期戦だ。交流戦のことは関係ない」と勝負欲を見せた。

 イ・デホもまた「念願の舞台なのでワクワクしている」と日本シリーズへの抱負を明かしているが、オ・スンファンについてはあるメディアのインタビューでこう答えている。「阪神と戦うのであって、オ・スンファンと戦うのではない。オ・スンファンが出てこない展開にするのがベストだ。先発を打ちのめし、序盤でリードをしなければならない」と強調した。

 確かにオ・スンファンが登場するということは、阪神がリードしているか、少なくとも接戦の状況を意味している。イ・デホとしては決していい展開ではない。反対にオ・スンファンもセーブしなければならない状況でイ・デホを始めとするソフトバンクの中心打線を迎えることはいい状況ではない。二人の選手が出会うことは最大限避けたいというには理由があるのだ。しかし勝負はわからない。二人の選手が顔を合わせることになった時、どんな戦いを見せてくれるのか大きな期待が寄せられている。

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