ポスコ本社を9日間にわたり占拠し、業務妨害と暴力行為などの容疑で逮捕、起訴された浦項建設労組の組合員41人に、懲役3~4年の重刑が求刑された。

 検察は21日、大邱地裁浦項支院で開かれた結審公判で、占拠を主導した被告2人に懲役4年、占拠に加担した被告39人に懲役3年をそれぞれ求刑した。検察は「ストに参加した組合員を主導し、ポスコ本社を占拠して被害を与えた点が認められる」と求刑理由を説明した。このほか17人については裁判を拒否しているため、公判は28日に延期された。

 同日の公判に出廷した41人を含む58人は、先月13日から9日間にわたりポスコ本社を占拠したほか、建物内の什器などを壊したりし、修理費など16億ウォン余りの損害を与えた容疑で起訴された。

 同日の公判で被告の組合員らは、公訴事実を否認し、ポスコ本社占拠は事前に計画していたものではなく偶発的に起きたものだとの主張を繰り返した。

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