韓国の大学生は日本人に親近感を持っているが、日本政府や日本という国に対しては反感を抱いていることがわかった。
 済州市で18日に開かれた第4回韓日学生フォーラムに出席した韓国人学生は、「日本人の友人に対する親密さと日本政府に対する反感は、区別する必要がある」と強調し、韓国の若者は日本人に対する親近感を土台に交流・協力の幅を広げるよう努力すべきとの見方を示した。ただ、政府レベルで歴史問題や賠償問題は必ず解決しなければならないと指摘した。

 これに対し日本の大学生は、「日本の学生は韓国の学生に対し良い感情を持っているが、韓国についてはよくわかっていない」と述べた。しかし、「かつてタブー視されていた人権問題と歴史問題を自由に話し合えるのは、われわれが若者であるからだ」とし、相手国の文化や考え方により柔軟に対応することで交流と協力を拡大し、未来志向的な関係に発展することを提案した。

 同日のフォーラムには、韓国と日本の大学生がそれぞれ13人、済州大学政治外交学科の在学生約10人が出席し、活発に意見を交わした。

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