ソウル市民の年間平均労働時間は2317時間で、世界の主要71都市のうち最も長いことが分かった。スイスの金融大手UBSグループが9日、71都市の122商品・サービスを基準に購買力を比較した調査結果を発表した。UBSは36年前から、こうした内容を盛り込んだ「物価と収入」報告書を3年おきに発表している。
 家賃など住宅価格を除く物価水準では、ニューヨークを基準の100とした場合、ソウルは85.8で24位だった。トップはノルウェーのオスロで121.5、次いでロンドン、デンマークのコペンハーゲン、スイスのチューリヒ、東京と続いた。しかし住宅価格を含めた場合、ソウルは73.9で16位に浮上した。

 賃金水準をみると、税金などを含む総額基準でニューヨークを100にした場合、ソウルは44.2で32位となった。トップはコペンハーゲンで118.2、以後オスロ、チューリヒ、ジュネーブの順だった。また、マクドナルドのハンバーガー、ビッグマックを1つを買うためには、ソウルの労働者は29分の労働が必要で、世界平均の35分より短かった。

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