梅雨前線が活発化し速い速度で北上、豪雨注意報と豪雨予備特報が各地に出されている。気象庁は特に、中部地方では総降雨量が300ミリを超える地域もあると見ている。
 気象庁は26日午前3時40分、亀尾市、金泉市、尚州市、聞慶市、栄州市と、軍威郡、奉化郡、蔚珍郡など、慶尚北道の一部地域に豪雨注意報を発令した。同地域ではこれまで10~40ミリの雨が降っており、今後27日正午までに40~70ミリ、多いところで100ミリの雨がさらに降ると気象庁は予測している。慶尚北道義城郡では、豪雨注意報が午前5時30分に豪雨警報に切り替わった。これまでの降雨量は40~80ミリ、27日正午までには40~70ミリ、多いところで120ミリ以上降る見込み。

 大田市、忠清南道公州市・論山市・保寧市・鶏竜市と錦山郡・燕岐郡・扶余郡・青陽郡・舒川郡、忠清北道清州市、淸原郡、報恩郡・沃川郡・永同郡にも午前6時、豪雨注意報が出された。これらの地域では現在までに5~40ミリの雨、27日正午までには60~100ミリがさらに降ると予想される。

 また気象庁は、午前中にも光州市、全羅南道のほとんどの地域、釜山市、蔚山市、慶尚南道に豪雨予備特報を出すとしている。午後には忠清南・北道の北部地域、大邱市、慶尚北道南部地域に豪雨予備特報を、午後遅くにはソウル市、仁川市、京畿道、西海5島、夜には江原道にそれぞれ豪雨予備特報が出される予定だ。

 気象庁は、集中豪雨による堤防などの崩壊、土砂崩れなどの被害が発生する可能性が高いため注意を促すとともに、夏休みを迎え河川や渓谷を訪れる行楽客に対し、気象情報に格別に注意するよう呼びかけている。

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